テオリア検査とは
「エクソソーム」を使った新しい検査です。
エクソソームは、細胞内の情報を運ぶ小さな袋のようなものです。その中の情報を読み取ることで、細胞の状態を知ることができます。がん細胞はごく初期からがん細胞特有の情報を有しており、その情報を測定し、早い段階で知ることが出来るのがテオリア検査です。
がんは早期発見が重要です。テオリア検査は、画像診断などで見つけにくい超早期のがんリスクを血液検査で判定できます。検査の受け方は採血のみ。通常の検診と同様に、末梢静脈血を数ml採血するだけで検査ができます。

また、テオリア検査で検出しているエクソソームマーカーは、従来の腫瘍マーカーでは感知できなかったグレーゾーンの状態から増加するので、グレーゾーンの状態からがんのリスクを知ることができます。

※概念を図式化したものであり、がんの状態やがんの種類によって異なる場合がございます。
*1 血中循環腫瘍DNA検査:血液中のがん細胞由来DNAを検出する検査
*2 マイクロRNA検査:血液中のマイクロRNAを検出する検査
*3 被験者の身体に負担や傷害が生じること。
テオリア検査には、すい臓がんの罹患リスクを判定する「すい臓がん検査」と、5種類の消化器がん(食道がん・胃がん・肝臓がん・胆のうがん・大腸がん)の罹患リスクを判定する「消化器がん検査」があります。
すい臓がん
すい臓がんは、5年生存率(5年後も生存している割合)がもっとも低いがんです。日本では、2013年以降毎年3万人以上の方がすい臓がんで亡くなり、その数は毎年数%ずつ増えています。

すい臓がん治療において、早期発見は非常に重要なポイントです。
早期では自覚症状が現れにくく、症状を自覚し始めるころには、すでにがんが進行した状態になっていることも少なくありません。
消化器がん
日本人の死因の第1位はがんであり、その中でも消化器がんは上位を占め、約半数にも及びます。一般的にがんを早期に発見することは、最適(根治性が高く、侵襲性が低い)な治療方法が選択でき、治療効果の向上に結びつきます。特に5年生存率の低い胆管がん・すい臓がんも、外科的切除可能な早期に発見することによって、予後の向上が期待できるため、がんの早期発見が重要な課題となっています。

〇予後の向上のためにも早期発見が重要です
がんは早期発見が重要
早期発見は重要です。なぜなら、進行したステージ(ステージ3または4)では、たとえがんが検出されたとしても、患者の予後にはほとんど影響を与えないからです。私たちはスクリーニングと早期発見率を向上させるために、ステージ1またはそれより前に、焦点を当てることを目指しています。


ステージ0で、腫瘍が0.5cm以下のすい臓がん患者の5年生存率は85%以上です。
テオリア検査で分かること
- 現在すい臓がんに罹患している可能性が高いかどうかを判定
- エクソソーム由来のがんのリスクマーカーを測定
検査の受け方は採血のみ。通常の検診と同様に、末梢静脈血を数ml採血するだけで検査ができます。健常人の平均と比べて、高い場合は高リスク、同程度の場合は低リスクと解釈できます。
検査受験後について
テオリア検査は保険適応外の検査です。この検査だけで診断することを目的としたものではありません。追加検査の必要性、検査の種類や頻度は医師にご相談の上、指示に従ってください。
検査結果が「低リスク」だった方へ
すい臓がんの場合
消化器がんの場合
検査結果が「低リスク」だった方へ
すい臓がんの場合
消化器がんの場合
| 項目 | 関連臓器 | 項目 | 関連臓器 |
|---|---|---|---|
| TP | 全身 | ALT | 肝臓 |
| Alb | 全身 | LD | 肝臓など |
| UNまたはBUN | 肝臓・腎臓 | y-GTP | 肝臓 |
| UA | 腎臓 | chE | 肝臓など |
| Cr | 腎臓・筋 | アミラーゼ | 膵臓・唾液腺 |
| T.chol | 肝臓など | Na・Cl | 腎臓 |
| TG | 肝臓など | K | 腎臓 |
| HDL | - | リパーゼ | 膵臓 |
| LDL | 肝臓など | GA | 膵臓・腎臓・肝臓 |
| T.Bil | 肝臓・血液 | インスリン | 膵臓 |
| AST | 肝臓・心臓 | CA19-9 | 消化器 |
受検する病院によって受けられるテオリア検査メニューに違いがございます。予めご了承ください。
注意事項
・当院のテオリア検査は自由診療(公的医療保険適用外)の検査です。この検査だけで診断することを目的としたものではありません。追加検査の必要性、検査の種類や頻度は医師にご相談の上、指示に従ってください。
・がんのステージは判定できません。
・消化器がんリスク判定の場合、食道がん、胃がん、大腸がん、胆のうがん、肝臓がんのリスクを調べることはできますが、どの部位のがんなのかを特定することはできません。
・エクソソームマーカーの量には個人差があります。
