LOX-index®
LOX-index®とは?
LOX-index®は、脳梗塞・心筋梗塞発症リスクを評価する最新の指標です。
日本国内で行われた、約2,500名を約11年追跡した研究により、sLOX-1(可溶性LOX-1:血中に放出された
LOX-1)とLAB(LOX-1 ligand containingApoB)の解析値が、今後10年以内の
脳梗塞・心筋梗塞発症率に大きく関与することが明らかになりました。
LOX-indexの数値が高いと脳梗塞発症率で約3倍、心血管疾患発症率で約2倍となり、
これら2つの疾患の発症リスク評価検査としては、唯一の検査です。
テロメアテスト
テロメアテストとは?
テロメアテストは、染色体の末端部分のテロメア配列の長さを測定する検査で「テロメア全体の長さ」と「Gテール」と呼ばれる末端の一本鎖部分の長さの2つの長さを測定する検査です。
テロメアとは、染色体の端にある部分で、細胞分裂を繰り返し短くなり、その長さは加齢や寿命、さらに遺伝子の強さに関係している。
長さが短い人の方が加齢で増加する様々な疾患にかかりやすい事が研究で明らかになっています。
Gテールは二重らせん構造の端に尻尾のように伸びている一本鎖で、これは環境要因によるストレスなどで短縮するため、
検査することで「遺伝子への疲労度」がわかる。
実年齢から見た(遺伝子強度)を測定し「遺伝子年齢」を検査します。
MCI(軽度認知障害)スクリーニング検査
MCIスクリーニング検査とは
MCIスクリーニング検査は、アルツハイマー病とMCIで血液濃度が変化する
3つのタンパク質マーカーを組み合わせ、統計的手法で認知機能障害への程度を推定するものです。
この3つのタンパク質は、アミロイドベータペプチドを脳内から排除し、その毒性を弱める仕組みに関わっており、アルツハイマー病やMCIの患者はその数値が低下します。これらタンパク質の機能の低下は、結果的に認知機能障害につながると考えられます。
認知症の中でも最も多いアルツハイマー型認知症(アルツハイマー病)は、
病理学的特徴の一つである老人斑の主要構成成分の《アミロイドベータペプチド》が脳内に溜まり神経細胞が壊され認知機能が低下する疾患です。