幹細胞移植を前提とした再生医療が、新たな方法によって転換期を迎えようとしています。幹細胞は再生の主役でなく、幹細胞の産生する液性成分(SGF®)が自己の幹細胞とともに臓器を修復させる、ということが様々な研究で実証されています。
その結果、従来の幹細胞移植に伴うがん化、規格化、投与法、保存性、培養法などの困難な問題が解決され、いまSGF®によって「修復医療」という新たな分野が切り開かれようとしています。
幹細胞移植と比較すると、SGF®では細胞を移植しないために腫瘍化などが起こりにくく、より安全であると考えられます。
また、SGF®は一定に規格化した品質のものを使用できる利点があります。大量生産や効率的な投与方法を選択することができるので、低コストで幅広い疾患への利用が期待されています 。投与方法は、点滴、局所投与、点鼻薬などで、非常に侵襲が少なく、副作用はほとんど確認しておりません。
Potentially, ASCs may lead to cardiac regeneration via different mechanisms. Transdifferentiation into newly formed cardiomyocytes has been the first proposed way. Cell fusion of stem cells with native cardiomyocytes represents a second possibility but the biological meaning of this event remains unclear. Finally, soluble paracrine factors released by the stem cells may induce activation, migration and differentiation of CSCs and/or enhance proliferation of resident cardiomyocytes.幹細胞によって放出される可溶性パラクリン因子は、CSCの活性化、移動、および分化を誘導し、および/または常在心筋細胞の増殖を増強する可能性があります。
《未承認医薬品等》
この治療で使用される培養上清は医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律の承認を得ていない未承認製品です。
《国内の承認薬品等の有無》
現在、幹細胞培養上清液で国内において承認されている医薬品はありません。
《入手経路》
この治療で使用幹細胞培養上清はソラリアクリニック東京の院内の培養施設(CPC)において 製造された乳歯歯髄幹細胞培養上清を医師の責任において患者様の同意のもとで使用しております。
《諸外国における安全性等》
幹細胞培養上清液で国外では承認されている医薬品はありません。